ギターで覚える音楽理論―確信を持ってプレイするために
養父 貴
リットーミュージック 刊
発売日 2005-03
こういう理論書を待っていた 2006-08-10
メジャースケールの成り立ちを周波数と人間の感覚で説明してしまう
冒頭でガツンとやられました。理系人間にはたまらんロジックですよ。
数字の美しさと人間の感性との接点というかそういう説明から
音楽理論語る人は初めてです。
メジャーキーでのダイアトニックコード、ドミナントモーションなど
いままで目にしてきた用語についても丁寧に説明がされているので
突き放された感がなくて良いです。
代理コードの説明にしてもコードの構成音から何故そうなるのかという
説明がなされているので納得性があります。
マイナーキーでの説明もどういう背景でナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー
メロディックマイナーが出来てきたかというところまで説明されていて
マイナーキーでの音選びの自由度+難しさが理解できました。
本来この本はギター片手に音を出しながら読み進めていくべき本なのですが
音を出さなくても説明が丁寧なので、音を出さなくても概念が理解できます。
またポジション表が単に押さえるべきフレットを指すだけではなく
それがコードの構成音の何度の音になるのかというところまで書いてあるので
本文にも説明がありますが、こういうコードの覚え方をすると音の捉え方が
ワンランクもツーランクもアップすると思います。
理論を理解してもらう為に書かれた良書です。
これでもダメなら音楽理論はあきらめましょう。
